しあわせホルモンと睡眠ホルモンの働きについて
最近よく聞く【しあわせホルモン】の分泌は朝にかかってます!
その働きと、【睡眠ホルモン】には大きな関わりがあります。
♡しあわせホルモン(ハッピーホルモン)=セロトニンって?
脳内の神経伝達物質の1つです。(約90%は腸などの消化管にあり、残りが脳の神経伝達物質に。)
睡眠/食欲にも関係しています。
【働き/役割】
・不安感を和らげ精神を安定させ、多幸感や癒しを感じやすくなる。
・食欲・体内時計の調整
・成長ホルモンの分泌に欠かせない
【正常な分泌量だと】
・脳が覚醒して活動モードになる
・心身ともに活力がみなぎり、イキイキ&キラキラして見える。結果、若々しく見えることに!
【分泌を高めるために必要なこと】
①朝、太陽の光☀️を浴びる(体内時計をリセット)
脳を覚醒させて集中力を高める、自律神経のバランスを整える
②朝食にトリプトファン、ビタミンB6、B3(ナイアシン)を意識的にとる
トリプトファン(必須アミノ酸)=体内で作られないので食べ物から摂る必要有
【バナナ・肉類・赤身魚/鮭(スモークサーモン)・乳製品(ヨーグルトなど)・豆類(納豆、豆乳など)など】
→植物性タンパク質の方が脳内で”セロトニン”の材料として利用されやすい
バナナは全て含むので効率よく摂取できる♪
ビタミンB6【鶏肉・さつまいも・カリフラワーなど】
ビタミンB3(ナイアシン)【雑穀類・舞茸・たらこ・シーチキン・海苔など】
※炭水化物と一緒にとると(朝食ならご飯やパンと)効率よく摂取できる♪
③リズム運動をする(有酸素運動/ウォーキング、ジョギング、自転車、ダンスなど)
一定のリズムで筋肉の緊張と弛緩を繰り返すものを。
開始5分位で活性化され、20〜30分でピークに達する
⭐️できれば朝、5分以上30分程度、疲れない程度の負荷で、3ヶ月継続すること
↪️うつ病、不眠症などの精神疾患に効果的
【NGなコト】ストレス
【不足してしまうと…】
・気分が落ち込む、意欲の低下、うつ状態へ(うつ病を発症しやすくなる)
・怒りっぽくなる、キレやすくなる
・食欲が増し、過食気味になる
・睡眠障害が起こりやすくなる(睡眠ホルモンと関連しているため)
💤睡眠ホルモン=メラトニンって?
脳の松果体から分泌されるホルモンです。
▶︎睡眠について http://healthy-smiling.com/sleep/
【働き】
・体内時計を調整する
・抗酸化作用や免疫力を高める
→抗酸化作用により、細胞の新陳代謝の促進、疲労回復、病気の予防、老化防止など
【特徴】
子供の頃は多量に分泌されるが、思春期になると急激に分泌が減り、年齢とともに減少する。
高齢者になり睡眠時間が短くなると、不眠症・時差ボケを起こしやすくなる。
【正常な分泌量だと】
熟睡ができ、身体的なストレスが軽減する
【分泌を高めるために必要なこと】
①日中に太陽の光☀️を浴びて活発に働くことが大切
②夕食に、ビタミンB12を意識的にとる。
↪️ビタミンB12(牛レバー、さんま、いわし、卵、プロセスチーズなど)
【不足してしまうと…】
よく眠れずに、体調不良になる。
☆重要なポイント☆
⭐️朝の光☀️をたっぷり浴びて、朝食でトリプトファン、ビタミンB6をとり、リズム運動をし
セロトニンをしっかり分泌させる!
↪️日中作られたセロトニンを原料にメラトニンは作られる。
しあわせホルモン(セロトニン)と睡眠ホルモン(メラトニン)の合成が、 【健康な心身づくり】のポイントになります♪