特産品/郷土料理

特産品/郷土料理

特産品とは?

ある特定の国や地域でのみ生産されたり、収穫される物品のことで、
その地域を代表し、その土地の気候風土を生かした物品のこと

郷土料理とは?

”その地域に根付いた産物/特産品を使い、その地域独自の調理方法で作られ、
地域で広く伝承されている地域固有の料理のこと”

なかなか、このご時世で全国各地に気軽に自由に旅行にいけないですが・・・

行ける時に、行けたら!是非、その土地の特産品や郷土料理をいただいてみて、

それが美味しくて健康にイイ食品であったら幸せですね。

気になった特産品の健康効果や、郷土料理について、ピックアップし紹介します。

金時草__加賀野菜(石川県)

加賀野菜とは、加賀(=石川県金沢市を含む旧加賀国)で昭和20年以前から栽培されている野菜です。

15品目あり、その中でも美味しくて健康効果がある”金時草”について。

葉が紫色をしていて、茹でると粘りが出る特徴があります。

食べ頃が7月〜9月なので、旬な時にぜひ。

主な成分

アントシアニン(ポリフェノールの一種)_葉の紫色の部分  ムチン

▶︎ポリフェノール http://healthy-smiling.com/polyphenol/

GABA(発芽玄米の約2倍含む) 食物繊維 ▶︎http://healthy-smiling.com/dietaryfiber/

カルシウム(ホウレン草の3〜4倍含む)▶︎http://healthy-smiling.com/mineral/

βカロテン ▶︎http://healthy-smiling.com/vitamina/

主な健康効果

  • 強い抗酸化作用
  • 血糖値抑える効果
  • 血圧降下させる
  • ストレス疲労の軽減
  • 睡眠の質を改善
  • 免疫力向上
  • 眼精疲労の改善

👉生活習慣病の予防への効果

下処理

葉と茎を分けて切り、茎の固い部分はすてる。

沸騰したお湯に、ひとつまみの塩を加えて30〜40秒さっと茹でてから、氷水につけた後、水を切っておく。

調理法(通常)

おひたし 例)おかかと酢醤油で。 ツナとポン酢で。 同じ夏野菜の’トウモロコシ’と和えて。

汁もの 例)オクラと一緒にお吸い物で。 とろろ昆布と一緒にとろみ汁で。

酢の物 例)もずく+きゅうり+梅干し入れて。 みょうがきゅうりを入れて。 オクラと一緒に。

他))貝チゲ鍋に。 好きなキノコとお肉やベーコンを入れ、ニンニクで炒める。

▶︎トウモロコシ、オクラ、きゅうり http://healthy-smiling.com/seasonal-ingredients/

▶︎みょうが、ニンニク http://healthy-smiling.com/condiment/

夏野菜とさっぱり、いただくのが個人的にはオススメです。
食感が良く毎日食べたいです。

治部煮(じぶに)__石川県金沢市の郷土料理

名前の由来は

・材料を「じぶじぶ」と煎りつけるようにして作ることから
・野生の鴨肉を使うことから、フランス料理の’ジビエ’から変化した

など、諸説あるそうです。

鴨肉(又は鶏肉)を’そぎ切り’にして小麦粉をまぶしたものと、他の具として

お麩(=金沢特産の’すだれ麩’)、しいたけ青菜(=加賀野菜’せり’)を

だし汁+(醤油・砂糖・みりん・お酒)を合わせたものに入れ、煮たものです。

薬味のワサビをつけていただきます。

▶︎しいたけ http://healthy-smiling.com/seasonal-ingredients/

▶︎ワサビ http://healthy-smiling.com/condiment/

もちろん、金沢でいただきたいですが、家庭でも材料を代用して作ることが可能です。
鴨肉▶︎鶏肉、すだれ麩▶︎お麩に。また、小麦粉▶︎片栗粉や米粉代用も。
具は、里芋、しめじやエリンギ、さやいんげん、にんじん、小松菜にして作るのもイイですね☺︎

個人的に、とても好みで、体にも良いのでオススメです。特にこれからの季節にあう料理ですね。

かぶら寿司__石川県の加賀地方の郷土料理

塩漬けして切り込んだ”かぶら(=かぶ)”に、塩漬けした”ぶり”を挟んで、米麹で発酵させた寿司。

ぶり以外にニンジン・昆布も挟む。

食べ方は、そのままでも、醤油をつけても○ごはんと○お茶漬けにしても○

ぶり かぶ 今が旬!▶︎http://healthy-smiling.com/?p=1930

麹も使われてるので、健康には◎な食べ物ですね!▶︎http://healthy-smiling.com/malt/

もつ鍋__福岡県福岡市近辺の郷土料理

”牛または豚のもつ”を主材料にする鍋料理です。

低カロリーで、美容&健康に◎ 女性には特にオススメ!

基本の食材は5つなのに、1食で、ほとんどの栄養素がとれます

もつ 普通のお肉に比べてビタミン類(特にビタミンA/ビタミンB群)を多く含みます。

ミネラル(鉄分/亜鉛)、必須アミノ酸も豊富。

コラーゲンがたっぷりでビタミンCの野菜と一緒にとると効果がアップ!

👉食材にキャベツ・ニラが含まれてるので、必然的にアップ!

ニラ 食物繊維/カリウム/カルシウム/葉酸/βカロテン/ビタミン類/アリシン 含む

キャベツ http://healthy-smiling.com/seasonal-ingredients_2/

にんにく http://healthy-smiling.com/condiment/

唐辛子 http://healthy-smiling.com/spices/

少ない栄養素が、炭水化物/ビタミンD/ナトリウム なので、

+一緒に、ご飯、きのこ類↓、梅干しorお漬物をとると完璧です◎

主な健康効果

疲労回復 アンチエイジング効果 血行促進

福岡では一人もつ鍋屋さんも有りました。
もともと好きな食べ物が、効率よく栄養素をとれる健康食だったのを知って、ますます好きになりました。

鶏飯(けいはん)__鹿児島県奄美の郷土料理

平成19年 農林水産省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれている。

お茶漬けや雑炊に似た食べもの。

ご飯の上に、好みの具材(茹でほぐした鶏肉/錦糸/椎茸の甘煮/お漬物/刻みネギ・海苔/乾燥したみかん・ゆずの皮)

をトッピングして、「鶏ガラスープ」をかけていただくもの。

この鶏ガラスープが、味の決め手!と。

栄養バランス満点で、胃腸をあたため、疲労回復効果と免疫力アップに◎

手間がかかるため、日常食よりも、お祝い時や、お客様のおもてなし料理として出されるそう。

まだ行ったことがないので、現地で本場の鶏飯をいただきたいです。

ジンギスカン__北海道の郷土料理

羊肉(ラム/マトン)は、低カロリー。

独特の香りは脂身のところです。匂いがダメな人は、脂身をとって食べるのは?

私もダメだったんですが、以前に札幌に行った際に食べたら全く匂いが気にならず。

現地の方に聞いたら、新鮮だと匂いがしないとか。

羊肉には、体にイイ栄養がいっぱいです。

必須アミノ酸(良質なタンパク質)不飽和脂肪酸 が豊富。

代謝に欠かせないビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンE、ミネラル(鉄分・亜鉛)も!

そして、脂肪燃焼促進をしてくれるL−カルチニン を含みます。

コレは、加齢と共に減少するので、羊肉でとると◎

ヘルシーな羊肉とたくさんの野菜を一緒にとれるので、健康食ですね。

今は旅行に行けない分、たまには週末の楽しみに、お取り寄せで食べるのアリですね。

いしる__石川県能登の特産品

日本三大魚醤(いしる)の1つ ほか(秋田県/しょっつる、香川県/いかなご醤油)

天然・国産の新鮮なイワシ・イカを使って1年以上じっくりと発酵させたもの

旨味=アミノ酸が豊富に入っている。

石川県金沢市大野(発酵食の町)にあるヤマト醤油味噌で出している

【いしるだし】は魔法のおだしと言われていてオススメです。

▶︎https://shop.yamato-soysauce-miso.co.jp/fs/yamato/r-ishiru/142576

他にも、香りの良い【ひしほ醤油】や【かなえ/有機生味噌】もオススメです。

発酵食は、毎日とるとイイものなので、醤油・味噌など、すすんでとってください。

たまには美味しいものを、お取り寄せしてみても。

てこねずし__三重県伊勢市の郷土料理

漁師が船上でとれた魚をその場でさばいて、手で混ぜあわせたことから

「てこねずし」と呼ばれる。

カツオやマグロなどの赤身を刺身にしたものを醤油などでつくったタレに漬け込んだものを、
酢飯の上に並べて、しそや海苔などの薬味を上にちらす。

今が⭐️旬の初がつお使って◎ ▶︎http://healthy-smiling.com/seasonal-ingredients_2/

だし__山形県の郷土料理

野菜を生のまま手軽に食べられる山形の夏の郷土料理「だし」

きゅうりなすなど水分を多く含む夏野菜と
青じそみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたもの

レシピは、“100軒の家があれば100種類の味”があるといわれています。

個人的に大好きで、おすすめ!です。お豆腐にかけたり納豆に混ぜるのが◎

ヘルシーなお酒のおつまみにも◎

⭐️これからの時期にお試しを◎ 作るのが・・・でしたら、スーパーでも出来た物が売ってます。

なすのそうめん__石川県の郷土料理

別名「なすのそうめんかぶし」

かつて、そうめんの産地として知られていた石川県。

なすとそうめんを煮こんだ料理で、麺料理というより煮物に近い。

食欲のないときに軽く食べられる惣菜として、いまでも日常的につくられていて、

熱いままでも冷やしても食べられます。

金沢市で栽培されている加賀野菜”ヘタ紫なす”を使うと、独特の甘みが加わってより美味。

▶︎加賀野菜“ヘタ紫なす”(出荷時期:6月上旬~10月下旬)
ヘタの下まで紫色になる短卵形の小なす。色・艶、日持ちがよく、皮も薄くて、果肉が柔らかく甘みがあるのが特徴。

これから暑くなり、そうめんを食べたくなる時、

⭐️なすの旬(5~10月頃)な時期にお試しを◎ なすは、抗酸化作用あり、体を冷やす作用も。